サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

花火大会

花火大会

昨日の夜、なんだか遠くの方でパンパンと音がするから、何だろう?と思っていたら、逗子の花火大会でした。
花火大会は土日という既成概念があって、逗子の海岸で上がっている事に思い至りませんでした。
地元鎌倉でも毎年ハトの日の8月10日にあるので、時間があれば見に行きたいと思っています。
 最近は花火大会の数が多くなって、メディアで取り上げられる機会も増えています。
スケジュールや打上げ数、絶景ポイント、見に行く時の浴衣やヘアスタイルの流行に至るまであれこれ紹介しています。
そんな楽しげな映像を見ると、ふと、見たくても見られない人たちの事を考えてしまいます。
 以前身内が入院して、ひと夏病院で付き添った事があります。
ちょうどオリンピックイヤーで、調子の良い時は起き上がってベッドの上から日本の選手を応援していました。
一生懸命頑張っている姿を見るのは、病人にとって、とても勇気づけられることです。
それに引きかえ花火大会や海辺の賑わい、海外旅行に出かける人々の楽しげな映像は、我が身と比べてあまりに隔たりがあって辛いものだったようです。
 日本の美しい夏の風物詩として紹介するのは構わないのですが、最近の若いアナウンサーが浴衣姿ではしゃいでいるのを見ると、そこまでしなくてもいいのに。。と複雑な心境になります。
上から”盛り上げろ”という指示が出ているのかもしれませんが、アナウンサーならテレビの向こう側にはいろいろな立場と境遇の人がいるという事を、もっと心に留めてカメラの前に立って欲しいと思います。

 ちょっと気むずかし過ぎるのかなぁ〜わたし。。。