サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

歯科の定期検診

saradana2016-11-08

昔から虫歯になり易く、集中的に治療した際は、お給料の全額がセラミック歯代に消えた時期もありました。
それ以来ずっと、年に数度の定期検診を受けているのですが、通っている歯科医院の評判が良いのか、規模が拡大し、スタッフも増え、治療をしてくれていた先生に直接診てもらえる事は殆どなくなりました。
そして毎回違う歯科衛生士さんに違う指導を受けるようになりました。
硬めの歯ブラシで歯茎をブラッシングしろと言われたり、柔らかい歯ブラシで歯茎の境目を下から磨けと言われたり、普通の歯ブラシで境目に上からあてろと言われたり、毎回言う事が違って混乱してしまいます。
確かに、その都度私の口内の状態が違うのでしょうけれど、指導される度に、歯ブラシや歯間ブラシ、歯ミガキまで買い変えて、もういい加減嫌になってしまいました。
私の子供の頃は、横向きに磨いても歯間の汚れは取れないから、縦方向に歯ブラシを動かすよう言われてずっとそうして来ました。
でも今では横方向が当たり前です。
似たような事が洗顔でも言えます。
昔は、フェイスブラシでよくブラッシングして毛穴の中の汚れを落とした方が良いと言われていたのが、今では、皮膚に傷がつくとシミの原因になるから、洗顔料をよく泡立てて、その泡で包み込むようにふんわり洗えと言います。
この年になると「私のして来た事は一体なんだったんだ」という事がよくあります。
中居正広の「ミになる図書館」の知らなきゃ良かった的な...--;)
たかが”歯磨き”でと大袈裟なようですが、情報過多のこの時代、相手が専門職と言えども、安易に人の言う事に惑わされず、自分に合った方法、手段を自分自身で見出す能力を身に付けないと、振り回されて損ばかりするような気がします。