サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

左側通行

saradana2010-08-22

 とりわけ猛暑日の多いこの夏。。。
強い日射しの中、道の両側に建物があって、どちらかに日陰ができていると、みな陰側を歩きたがります。
道が蛇行して陰が左右に移動したりする所では、建物に沿うように右に寄ったり左に寄ったり、ユラユラ歩く人をよく見かけます。
と言うか、私も類に漏れずそうしています。
特に自転車だと日傘も差せないので、左側通行と分かっていても陰の出来ている方を通ってしまいます。
 今日も右端に日陰が出来ている道の右側ギリギリを走っていたら、前からサングラスにヘルメットをかぶりロードレーサーに乗った男性がやって来ました。
相手がよけてくれると期待して右端を走行し続けた私に、すれ違いざま「左側通行なんだよ。バカやろう」と吐き捨てるように言いました。
もちろん交通ルールを守らない私が悪いのですが、見知らぬ人に罵声を浴びせられる事など滅多にないので、ショックから思わず次の赤信号を直進しそうになりました。
この夏そういう理由でルールを守らないママチャリに乗った女性ときっとたくさん出くわしていて、ウンザリしていたのだと思います。
自分が悪かったと反省しながらも、しばらく落ち込んでしまいました。
 うちの近所は歩道が狭いので、子供の手を引きながらベビーカーを押していたり、前後に子供をのせた自転車のお母さんや、並んで歩く高齢のご夫婦などとすれ違う時、車に気を付けながらなるべく車道に降りて道を譲るようにしています。そういった時に「どうも」と言ってくれたり会釈してくれる人もいれば、当たり前でしょと言わんばかりに目が合っても無視する人もいます。
そんな時”袖振り合うも多生の縁”じゃないけれど、すれ違う相手に対しても多少の優しさが欲しいなぁ〜と思うのです。(写真は駅裏のスタバ)