サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

花束

saradana2008-08-29

 今年も友人のバレエの発表会に行って来ました。
おめでとうの気持ちを込めて毎年花束を持って行くのですが、正直いつもどこか納得できずに渡しています。
それはイメージしているものと微妙に違うからです。
私たちはもういい大人(おばちゃんとも言う)なので、お花屋さんの表に作り置きしてある”ピンクのバラにかすみ草”みたいなラブリーな花束は似合いません。
だから当日の朝、お花屋さんに直接行くなり電話をするなりして、用途、予算、色やイメージを伝えてオリジナルで作ってもらいます。
それを行く前に受け取るのです。
だから見た瞬間「あれ?ちがうかも」と思っても作り直しは出来ないので、無理矢理”ま、キレイだよね...”と自分を納得させます。
そして行きがけの電車内でチラチラ見ながら「やっぱりちがう。よし、来年は違うお花屋さんにしよう!」と思ったりするのです。
 自分の好みのお花屋さんを見つけるのは、似合うブランドを見つけるのと似ていると思います。
選ぶ基準は一般的なセンスの良し悪しではなく、作り手と自分の感性がどれだけ近いかどうかです。
モダン、スタイリッシュ、ラブリー、ユニークなどとイメージを伝えても、感性が違えば自分の意に添わないものが出来上がっても仕方ありません。
だからこそ自分に合ったお店を見つけるのが大切なのです。
 今年はまあまあの出来でしたが、もう少しコンンパクトに..と伝えておいたのに相当でっかい花束になっていました。
老体にむち打って踊り疲れた友人が、”持って帰るのにデカイんだよ〜!”っとブツブツ言っている姿が目に浮かびます。