すべらない話

　深夜に不定期でやっていた”人志松本のすべらない話”が好きだったけれど、このところゴールデンの特番でやっているのを見ても以前ほど面白いと思わなくなりました。
プレイヤーも準備万端、話は多分確実にレベルが上がって面白くなって来ているんでしょうけれど、豪華なゲストを呼んだり前置きが長過ぎたりで、本当にすべったら大変な失態だぞ！といういや〜な緊張感が漂っていて楽しく見られなくなりました。
昨日も見始めたもののちっとも本番が始まらなくて、面倒になってお風呂に入っちゃいました。
あれって深夜楽屋で溜まっている芸人さん達が、時間つぶしの為にその辺にあったサイコロふって順番決めて、ちょっと笑えるネタを披露するっていう力の入らない感じが良かったのになぁ〜
（とは言え、スーツ姿の松本人志の目は笑っていない事が多いから、若手には相当なプレッシャーであっただろうけど。。。）
　”深夜で受けてゴールデン進出して視聴率とれなくて撤退する”というパターンは今までもいくつかありましたよね。。。
すべらない話はレギュラーではないし視聴率もとれてるみたいだから杞憂なんでしょうけれど、あまのじゃくの私はやっぱり深夜に打率65％くらいで、すべっても「こいつこけやがった」と笑い合う、あの内輪的な緩い感じが好きです。
深夜番組には深夜番組の持つ”ダメもと”と言うか”好きな人だけ見てくれればいいや”という諦観した空気があります。
日陰に咲いていた花が急に日のあたる所に出て枯れてしまうような感覚に襲われて胸が痛くなる私はおかしいのでしょうか？
　マニアックなテーマでタラタラ進行する「タモリ倶楽部」が0時前に来ないよう祈るばかりです。