サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

ロールケーキ

ロールケーキ

毎年この時期になると、若宮大路沿いのケーキ屋さん『アトリエバニラ』のパンプキンロールを買いに自転車を走らせます。
カステラがしっとりしていて甘過ぎず、味の良さはもちろん、日持ちがして値段が千円前後とお手頃なのです。
定番のプレーンとココア、あずきにお抹茶、キャラメルに加えて、春は桜ロール、秋はパンプキンロールが登場します。
 ”ロールケーキ”と言えば、気になるのはクリームの偏りです。
カットすると必ずクリームの厚い所と薄い所があります。
巻きの端からクリームがはみ出したものもあれば、年輪のようにカステラだけのものもあります。
はみ出しているものが必ず中のクリームが多いかと言うとそうでもなく、外側から判断するのはとても難しいのです。
 子供の頃、食べようと端から切ってみたらクリームがすご〜く少なくて、それを食べるのがなんだか悔しくて、「お姉ちゃんの分も切ってあげるね」と言ってもうひと切れ。。。
まだ少なくて「お母さんの分も切ってあげるね」と言ってさらにひと切れ。。。
それでもクリームが増えなくて「ついでだからお婆ちゃんの分も切ってあげるね」と言って、結局まるまる1本切り刻んで、クリームの一番多い所を食べて叱られた事があります。
 アトリエバニラのロールケーキは生クリームではなくいろいろな味のバタークリームが薄く均等にはさんであるので、食い意地のはった私もそういった卑しい事をしなくて済みます。
‥‥って大人になってからはやってないけどね。。。ホント。
(写真はお抹茶ロールとパンプキンロール)