ハギレの事

今月に入って3件「ハギレを送付願います」というコメントを添えた注文をいただきました。
最初の1件は「とも布に名前の刺繍を入れてリングピローに付けたいから同封して欲しい」といった内容でした。
じかに針を刺してしまうと失敗した時に取り返しがつかなくなるから、ハギレに刺してから縫い付けるなり、ボンドで貼るなりしたいという事でした。
お友達への贈り物だそうで、どうしても名前を入れてあげたいのだとメールに記してありました。
それが頭にあったからなのか、次の2件もてっきりハギレを何か別の用途に使うと思い込んで返事をしてしまいました。
折り返し確認メールを差し上げた時、特に訂正されなかったので、結局そのまま商品に添付して送りました。
アトリエのHPの”注意事項”に以下の文があります。
『掲載された商品写真について、なるべく実物に近い写真をと心がけておりますが、どうしても風合いや色などが実際の商品とは違って見える場合がございます。色については、お客様側のパソコンの設定にも影響されます。ご理解くださいますようお願いします。尚ご希望の方にはハギレを送付させていただきます。』
今考えてみると「購入する前に、色や質感を確かめたいから事前にハギレだけ送って欲しい」という事だったのではないかと思います。
これまでも年に数人そういう方がいらっしゃいました。
今回あとのお二人もきっと先に布だけ見たかったのではないかと思い、申し訳ない事をしたと反省しています。
さっそく『尚、ご希望の方には、生地が残っている場合のみハギレを送付させていただきますので、注文フォームのメッセージ欄に「事前にハギレのみ送付希望」とご記入下さい。』
と訂正しました。
これからハギレが欲しい方は、出来れば、布の確認なのか、お揃いで何か作りたいのかなど、用途を書き添えていただけたら嬉しいです。