サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

御成通り

御成通り

 知らない内に御成通りの端にハワイアン雑貨のお店がオープンしていました。
前も確か雑貨屋さんだったような気がするけれど入った事はなくて、夏の暑い日、表にビーサンと浮き輪がぶら下がっていたのだけ覚えています。
その前は確か子供服の店で、その前は小川軒でした。
御成通りは昔からずっと続いている店とコロコロ短期間で入れ替わる場所があります。
このハワイアンショップは根付いてくれるのでしょうか。。。
 御成通りはここ数年で雑貨屋さんが増えました。
昔からあるのはちょうど通りの真ん中くらいにあるMarieくらいで、脇道のkroneやNABI、端のaji-co、店名が分からないけどオシャレなカードショップ等はどこも新しくできたお店です。
小町通りはブラブラお買い物したり食べ歩きしても八幡宮という終着点があるけれど、御成通りはお店を覗きながら歩いていると、いきなり道がブツッと途切れてただのバス通りに出ます。
戸惑う観光客が多いのか、私はあのあたりでよく人に道を訊ねられます。
それは「海はどっち?」「八幡宮はどこ?」「大仏はどっち?」のほぼ3パターン。
どれも答えながらなんとなく申し訳ないような気持ちになります。
鎌倉は江の電のイメージもあって”駅を出るとすぐに海”くらいに思っている若い人が案外多くて、説明すると「え〜まだ歩くの〜」と言われてしまいます。
八幡宮は?」の問いには、ここは正反対だから戻ってくださいと言うしかありません。
大仏までも歩けばかなりかかります。
 御成通りが活性化しないのは、やはり小町通りの先の八幡宮のような目的地につながっていないからでしょうけど、カードショップや岩盤浴のサロン等おしゃれな店が少し浮いてしまう、いまいちあか抜けない御成通りが私には妙にしっくり来て、このままずっと変わらずにいて欲しいと思ったりもするのです。