サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

温暖化

手編みのセーター

今年も厚手のセーターを着る季節になりました。
私は編み物も好きで、以前はシーズン毎にセーターやカーデガンを何枚も編んだりしていましたが、ここ数年編む機会も減りました。
時間が足りないというのもあるけれど、手編みのセーターを着るほどの寒さを感じなくなったからです。
折角編んだ何枚ものセーターが、今はタンスの肥やしになっています。
手編みのセーターは確かに暖かいけれど、そこは”編み地”編み目からス〜ス〜風が入ります。
だから上から必ず風を通さないコートやダウンジャケットを着ます。
そうすると毛糸の間の空気までまるごと暖まって今度は暑過ぎるのです。
昔はそれでも寒い日にはちょうどいいくらいでした。
今はどんなに寒くても、フリースにダウンやTシャツの上にネルシャツ&コートくらいで十分なのです。
保温性の高い素材が出たというのもあるけれど、やっぱり1年を通して気温が少しずつ上がっているような気がします。

仕方ないので、モコモコかさばる手編みのセーターは、いつか北欧かカナダにオーロラを見に行ける時まで大切にとっておく事にします。