カピス貝で作った丸いふた付きのケースをリングピローにしました。
内部の飾りを花や羽根などいろいろ考えましたが、結局大粒パールだけのシンプルなデザインに落ち着きました。
ここで、簡単なようで意外に難しいのが半球形のクッション作りです。
丸い生地の端をぐし縫いして、内側中心に丸めた綿を置き、ケースより一回り小さく切った厚紙をのせて糸を絞ります。それでもなかなか綺麗な半球にはならないので、長い針で中の偏った綿を移動させたり、ぐし縫いを外側にもう1周加えたりします。
見た目よりも案外作るのにはコツの要るピローです。
2002年より制作（販売中）
アトリエサラ
