サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

おふくさ形ピローの作り方

リングピロー66

このピローについては、発売当初から作り方を教えて欲しいというお客さまの声をたくさんもらいました。
作るのが少し難しいので、仕事として教えると上手く出来なかった場合の責任が発生します。
これまで「難しくて上手く仕上がらなかった」等キットに関するクレームをもらう度に、胃の痛くなる思いをして来ました(涙)
そこで仕事とは切り離して日記の雑文として簡単に紹介する事にしました。
ですから、この記述で分からない場合でも質問等は受け付けませんのでご了承ください。
(作ろうと思われる方、あとは想像力を働かせて下さいね!)
【材料】
1、外布34cm×34cm ※商品は生成り色のバラ柄のコットンジャガー
2、内布34cm×34cm ※商品は生成り色のソフトサテン
3、接着芯 ※外布+内布分  
4、タッセル
5、くるみスナップ1組(外側に付けるものは外布、内側は内布でくるみます)
6、ケミカルモチーフレース 2ピース
7、サテンリボン120cm
8、中綿20gくらい
【作り方】
1、布2枚の裏に接着芯を貼って、1辺が32cmの正方形の印を付ける(半分の位置にも合印)
2、2枚の布を中表にして、タッセルのひも部分を一つの角にはさみながら(ヒモは外)返し口を6cm残して四角く縫う。
3、縫い代を5ミリにカットしてアイロンで折り、返し口から表に返す。
4、アイロンで形を整え、1辺の半分の所を5,5cm内側に入った4点を結んで正方形の糸印をつける。
※サテンを少し内側に引いて中心部分にゆとりを持たせると、クッションが綺麗にふくらんで内布が表に出て来ません。
※寸法はとにかく正確に!!!折り畳んだ時に正方形のピローになりません。
5、綿入れ口を4cm残し、糸印に沿ってミシンで1周縫う。(綿を入れる為必ず返し口と近い所を開ける)
6、内側の四角い部分に綿を詰め、綿入れ口をとじる(お箸等を使うと詰め易い)
7、タッセルのついた角の内側に同サテンでくるんだ”くるみスナップ”をつける。
8、四方から折り畳んでみて、ちょうど良い位置にもう片方のスナップを表布でくるんで表側につける。
※この時返し口から細く切ったボール紙等を入れ、下敷き代わりにして内側に縫い目が出ないようにする。
9、返し口を手縫いでとじる
10、クッション部分の左上と右下に、レースを手芸ボンドで仮留めした後、糸でかがり付ける。
11、クッションの2カ所にリボンを縫い付けて完成です!


2004年4月より販売(現在休止中)
材料が揃い次第(来年になると思いますが)販売再開の予定です。
アトリエサラ