サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

テレビドラマの見方

テレビドラマの見方

ドラマには恋愛もの、学園もの、家族もの、不倫もの、嫁姑ものといろいろあるけど、年々テレビドラマの見方が変わって来た。
(そう言えば一時トレンディードラマっていうくくりもあったなぁ。。。)
 子供の頃は、大人って身勝手で嘘つきだと思っていたから、ホームドラマでそう訴えている子役にエールを送った。
自分が学生になると、学園もので保身ばかり考える先生に反抗する生徒に肩入れした。
社会に出ると、OLドラマのお局様を、偏屈な負け犬と疎ましく思った。
年頃になると、不倫ドラマの若い不倫相手を「とられる奥さんが悪いのよ」と弁護した。
さらに年齢を重ねると、今度は「若さを武器にだんな様をとるなんて許せないなぁ〜」と奥様の味方をし、会社のお局様に哀れを感じた。
 そしてさっきやっていた江角マキコ主演の嫁姑ドラマは「世代が違うんだから諦めればいいのに。。。」と今のところお嫁さんの味方。
でもきっといつの日か、姑役の味方をしながら「こんなお嫁さん勘弁して欲しいわね。。」な〜んて、友達とお茶すすっておせんべかじって愚痴る日が来るはず。。。
 見ている時は客観的に判断して自分の考えが絶対に正しいと思っていたけれど、知らないうちに自分と年の近い、似た立場の人に肩入れし、擁護しながら見ていた。
わたしってやっぱり身びいきする浅はかな人間なんだなぁ。。。