柴犬の値引き

今日も猛烈に暑かったですね。。
由比ケ浜からはアナウンスの声や爆竹のような音、救急車のサイレンなど、普段は聞かないような音がたくさん聞こえて来ました。
私が歩いて鎌倉駅に向かう時、いつも覗く店があります。
それは御成通りの少し手前にある「鎌倉ペットセンター」
道に面している少し汚れたウインドウの中に柴犬のこどもがいます。
ここしばらく犬のケージは空だったけれど、この春からたまに子犬がいたりして、時間のある時はちょっと立ち寄ります。
先日ウインドウに小さな貼り紙がしてありました。
『3月20日生まれの柴犬、10万円→5万円』
同じペットでも金魚や亀は可哀想って思わないけれど犬はダメ。。
貼り紙を見てからは「ボクそんなに安くなっても売れないんだね」と言っているようで胸が痛くなります。
うちは事情があってペットを飼う事ができません。
なので、あくまで”常識の範囲内”で各部屋にぬいぐるみがいたりします。
一時人気だった初代うめ吉もいます。
祖父から母、そして私にその血が受け継がれているようです。
さすがに抱いたりする事はありませんが、落ち込んだりした時にその無垢な顔を見ると和みます。
今日も、買ってあげられない私は「早く君を大切にしてくれる優しい人に巡り会えると良いね」と呟きながら前を通り過ぎます。