サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

日曜の夜

saradana2011-06-27

日曜の夜、家にいれば必ず見るテレビ番組がふたつあります。
テレビ東京の『ソロモン流』とTBSの『情熱大陸』です。
昨日のソロモン流は切り絵作家の蒼山日菜さん、情熱大陸は絵本作家の長谷川義史さんでした。
特に蒼山さんの作品は本当に繊細で優美で素晴らしくて、先日まで横浜で開催されていたらしい展覧会に行けなかった事をすごく後悔しました。
こういった一流のアーティストさんの素晴らしい作品を見ると、いつも思う事があります。
それは、彼らは”自分とは違う世界の人”という事と”自分と同じ世界の人”というふたつの思い。
自分の感性に従って何かを作り出すのは一緒でも、作り出した作品のレベル、評価、人を感動させる作品力やメッセージ力は遠く及ばず、人としても知識や経験不足は否めず、見終わった後いつもうなだれてしまいます。
芸術作品と商品ではもともと質が違うのだから仕方ないと思いながら、どうすればより多くの人に認めてもらえるのか、喜んでもらえるのか考えてしまいます。
この2番組で『一流』の人達の言動に触発され、感化され、勇気をもらい、そして自信喪失して落ち込みながら、私の日曜の夜は更けて行くのです。
蒼山日菜
長谷川義史