ハクセキレイ

　このところ街で白黒の小鳥をよく見かけます。
以前はそんなに見かけなかった鳥です。
調べてみたら、ハクセキレイという主に水辺に棲む鳥だそうです。
彼等はスズメのように両足を揃えてピョンピョン飛び跳ねるのではなく、足を交互に出し尾羽を上下に振りながらチョコチョコとアスファルトの上を歩いています。
その様子がなんだか可愛らしくて、しばし足を留めて見入ってしまいました。
　小学生の頃田舎に住んでいた私は、神社の鳩や近所の野良猫を見ると「ワッ」と叫んだり、足をバタバタさせて驚かせて喜んでいたバカな子供でした。
今思えば可哀想な事をしたと思うのですが、当時はスズメも鳩も野良猫もまわりにたくさんいて、私たち子供の良い遊び相手だったような気がします。
最近ではそういった動物達に出会うと、立ち止まってほのぼの眺めたり、誰も見ていない時にはニャ〜とかワンとかチュンチュンと呼びかけたりしています。
年々そういう動物の数が減り、私も疲れたオトナに変わり、鳥やネコ達が”追っかけっこする遊び相手”から”癒してくれる相手”に変わったのかもしれません。
（デジカメで撮ろうとしたけれど素早くて失敗。写真は野鳥図鑑から。。）