B-1グランプリ

　連休に厚木で行なわれたB-1グランプリで、今年は初出場の甲府”鳥もつ煮”が優勝しました。
今日の敬老の日、それを目当てに甲府を訪れた人が大勢いたそうです。
私は正直ホルモン系が苦手で、貧血の気があるから仕方なく”鶏レバーのショウガ煮”や”レバニラ”を作る程度で、”もつの煮込み”もほとんど食べた事がありません。
だから甲府まで行って食べようなんて夢にも思わないけれど、何時間もかけて食べに行こうと思う人が世の中には大勢いるんですね。。。
　食の好みは育った環境に左右されます。
うちの母親は料理は得意だったけれど内蔵は苦手で、もつ系の料理は作った事がなく、魚もいつも切り身を買って来て家でおろした事はほとんどありませんでした。
魚の内蔵を触りたくないのと、後まで手やまな板に残る臭みが嫌いだったようです。
　幼い頃、母親の買い物にいつも付いて行っていた私は、お肉屋さんのショーケースの銀のトレイに盛られた牛や豚の内蔵はグロテスクで、食べ物と思えず見ているだけで気持ちが悪くなりました。
母が買おうとしたらきっと反対していたと思います。
その記憶と我が家の食卓に出て来なかったという理由で、ホルモン系が苦手になったような気がします。
私に子供がいたら、きっとその子もホルモンの苦手な子に育ったと思います。。。