サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

ノウゼンカズラ

ノウゼンカズラ

9月に入り、今日は海から少しだけ秋の匂いのする風が吹いてきました。
郵便局への帰り道、江の電の線路脇にキレイなオレンジの花を見つけました。
ノウゼンカズラです。
花言葉は女性らしいとか名誉だそうですが、あるサイトにこんな由来が載っていました。
ノウゼンカズラは元々地面を這うつる草だったそうですが、松の木がその美しさに魅了され「僕に寄り添いなさい」とその肩を貸しました。
かよわいノウゼンカズラは「お言葉に甘えて」と松に身を寄せて美しい花を咲かせるようになったというお話です。
どんなに踏まれても蹴られてもひとりで立ち上がる可愛げのない私には全く縁のないお話ですが、これを読んでから”ノウゼンカズラ”が、なんだか若くて華奢で美しい”愛人”に見えて仕方ありません。
昔友人に「小さな種からではなく球根からグイッと生えたダリア」と評された私は、ノウゼンカズラの生き様を少し羨ましく思うのです。