器

師走を迎えてふと思う。
なんだか気忙しくて優しさが足りなくなっていると。。
人から何かを言われて心が傷つくと寛容の器にヒビが入る。
そこからドンドン優しい気持ちが漏れて空っぽになる。
すると些細な事で腹が立ったり、喧嘩しちゃったりする。
その器は人から与えられる愛情や思いやりや慈悲心で出来ている。
ヒビが入っても優しい言葉をひとつ受け取れば修復できる。
人からいっぱい愛情を受け取ると器は大きく頑丈になって行く。
優しさや思いやりをたたえる深い湖になる。
親から受けた愛情の大きさや深さが、子供の人格形成に大きく関わるのだろうと考える。
最近犯罪を犯してしまった人の生い立ちを知ると、小さくひび割れた器が見えて来る。
うちの父親は厳格であまり子供の方を向いていない人だったから、私の器は小さく脆いかもしれない。
でも人から与えられる温かい気持ちを少しずつ積み重ねて大きな器にしたいと思う。
針仕事をしながらそんな事を考えている今日このごろ。。。

そうそう、一昨日の”ぷっすま”に、いつもエフ横で聞いているFutureScapeの小山薫堂さんが出ていた。
私の好きな丸美屋”葉唐辛子こんぶ”のソフトふりかけに一位を付けていた。
おこがましいけれどやっぱり感性が似ている。
何故急にぷっすまに？と思っていたら映画『スノープリンス』の番宣らしかった。。。