サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

春夏秋冬

saradana2009-11-01

ヒルクライム春夏秋冬
この秋、結婚式で新郎が新婦に向けて歌うそうです。
ふたりで積み重ねた時間を愛しいと思う気持ちがとてもよくあらわれていますよね。。。


今年の秋はどこに行こうか、今年の冬はどこに行こうか
秋の紅葉も冬の雪も、あなたと見たいあなたといたい
ふたりだけの春夏秋冬


これって日本のように四季のある地域の人の感性ですね。。
赤道沿いの国のように一年中同じ気候だとこうは歌えません。
”海で過ごしたあの日””スコールにあったあの時”がいったいいつの記憶なのか。。きっと覚えられませんもんね。。。
(ってそこはそこでパラダイスなんだけど。。)
春夏秋冬、四季のある国に生まれて幸せだなぁ〜と季節が変わる度に思います。


同じ場所でも行く相手によって全く違う印象を持つ事があります。
旅先で雨に降られても「風情があってこれもいいよね」と言える人と、「濡れるの嫌だから宿にいよう」と言う人。
優しく暖かい雨の記憶と冷たく寂しい雨の記憶。
駅に到着したら電車が出たばかりで、チェって舌打ちして待合室の椅子に乱暴に座る人と、時間が出来たから駅のまわりを散策してみようか。。と言う人。
手持ち無沙汰で気まずい時の記憶と、電車の時間を気にしながら過ごした楽しい時の記憶。。。
この歌を聴きながら、相手の女性はきっと、どんな状況でも素敵な時間に変える事のできる人なのだろうと想像するのです。