サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

評価される事

saradana2009-03-13

 先日「宇宙飛行士はこうして生まれた〜密着最終選抜試験」という番組を見ました。
宇宙飛行士としての適正を見極めるために、最終選考に残った10名が、狭いカプセルのような施設で何日間か共同生活を送ります。
そして与えられた課題に取り組む様子を24時間モニターで監視され、知力、体力、精神力、性格等を何人もの専門家に評価されるのです。
閉所恐怖症で内弁慶で根気がなくて人見知りの私には、考えただけでゾッとするような試験です。
これを見て、学校を卒業して以来久しく人としての"総合評価"を受けていない事に気が付きました。
 学生時代には、試験で知力を問われ、体育の授業で体力を測定され、友人関係や生活態度で性格等を判断されて成績表を受け取ります。
だからある程度自分の実力や他人にどう見られているかを知る事が出来ます。
多くの人はその後社会人になった時に、あらためて仕事の能力や適正を見極められるのですが、私は会社勤めの経験が少なく、上司や同僚から人格や能力をきちんと評価された事が殆どありません。
だから時々自分がこれでいいのかとすごく不安になる事があります。
友人は皆付き合いが長いので、おかしな所があっても「こいつまた言ってるよ」とか「困ったもんだ」などと内心思っても今さら口に出す事はありません。
時々「ねっ、本当の事を言って!」「私って普通?」と確かめたい衝動にかられます。
 そう言えば去年だったか、血液型別自分の説明書といった本がベストセラーになっていました。
こういった本が売れるという事は、やっぱりみんな本当の自分、人から見られる自分をきちんと知りたいと思っているのでしょうか。。。
ちなみに私は自他ともに認めるバリバリのA型気質。。。のつもりです。