サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

陶器

saradana2008-10-27

 欲しいせとものがあったので、仕事が一段落したところで近所の陶器屋さんに行って来ました。
小町通りや北鎌倉にも何件か陶器店がありますが、いつもとりあえず家の近くのお店を覗いて、見つからない時は駅の向こうまで足を伸ばします。
焼き物の知識はさっぱりな私ですが、肌触りや手の平への吸い付き感、重さ等には多少の拘りがあります。
あれこれ手に取ってみて、飲み口を指で撫で口あたりを想像し、洗い易いかどうかを手で確かめながらじっくり選びます。
結局ツルンとした手触りの、朱の刷毛目の有田焼のものに決めて、今日も小町通りまで行く事はありませんでした。
 以前友人に誘われて地元の陶芸教室に1日体験入学をした事があります。
陶器は”土”を”火”で焼いて創るのだから、何もしなくてもおのずと表情が生まれるはずで、初心者でも下手に絵付けとかしなければそれなりの作品に見えるものです。
実際私も最初に作った藍色のマグカップを見て、”私って才能あるかも。。”と思ってしまいました。
但し、一緒に行ったのが既にろくろを操る才能豊かな人間だったので、自分のレベルの低さが分かり誤った方向に進む事もありませんでしたが、それがなかったら今頃大いに勘違いして、家中妙な焼き物で溢れていたかもしれません。
100均の陶器も使い勝手の良いものがあるけれど、毎日使うお湯飲みや飯椀等はやっぱり少し良いものを揃えたいと思います。
 店の表に並んだ土鍋と”鍋焼うどん”の文字に、寒い季節の到来を感じた午後でした。