サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

三崎

saradana2008-10-09

今日秋晴れの空の下、三崎にお昼ご飯を食べに行って来ました。
そこは友人のひとりが、春先から出回る”ムギイカ”を目当てに毎年通っている「紀の代」というお寿司やさんで、こじんまりとして落ち着ける、感じの良いお店でした。
今日いただいた中で一番気に入ったのは、今が旬のさばと秋刀魚の押し寿司。
脂がのっていて実にうまい!
おばちゃんになってからは青魚が特にうまい!(‥‥なぜだろう?)
あと、まぐろの皮のポン酢和えもシコシコしていて美味しかったなぁ〜
「せっかく三崎に来たんだから、まぐろをたらふく食べてやるぞ〜」と意気込んでいた割に、気が付いたら”旬”の文字に惑わされて違うものばかり注文していました。
「まっ、マグロはいつでも食べれるからね」
「そうそう、旬のものを食べるのが一番贅沢なんだよね」
「また来ればいいんだしね」
「そうだよ、近いんだから来ようと思えばいつでも来れるもんね」
ってさぁ。。。目的が達成出来なかった時に使う私たちの常套句です。
 そう言えば、その友人は藤沢に住んでいるんだけど、自宅から三崎まで車で1時間以上かかるのに、彼らはただ”ビールが飲みたい”という理由で、自転車で3時間以上かけて「紀の代」まで行った事があるそうです。
夫婦がたてに並んで、頭の中に生ビールとイカのにぎりを思い描きながら、長い上り坂を歯を食いしばってマウンテンバイクを漕いで登っている姿を想像したらおかしくてたまりません。
そうまでしても”イカと一緒にビールが飲みたい”と願う友人夫婦の執念に、ただただ脱帽です。
 それにしても何を食べても美味しい今日このごろ。。。
『天高く、馬も私も肥ゆる秋』なのです。
紀の代