サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

ダリア

ダリア

最近花壇やプランターの花の被害が各地で出ています。
‥‥なんだか世の中病んでいるなぁ〜
土の中の種から芽を出して茎が伸びて葉を広げて花を咲かすまで、一体どれくらいの時間とエネルギーが必要なのか、傷つけた人には想像がつかないのかな。。。
 私が小学生の頃は、理科の授業で花を育てるといった園芸のような時間があって、みんなで花壇の土を耕して、肥料をやって、種をまいて、水をやって芽が出るのを毎日楽しみに待ったものです。
そのうちほんの数ミリの小さな淡いみどり色の芽が、重くて黒い土を押し上げて出て来ると、クラス中で「やった〜」って大騒ぎして、それからまた花が咲くまで交代で世話をして、草花を育てる大変さと楽しさを学んだような気がします。
みんな子供の時に一度は味わったであろうそんな気持ちを、大人になって少しでも覚えていたら、きっと咲いた花を無惨に切り落とすなんていう事は出来ないような気がするんだけどなぁ〜
大人になるとそんなささやかな感動も全部忘れてしまうのかな。。。
 花で思い出したけど、大学の時、お互いを花にたとえたら何?という話題で帰りの電車内で盛り上がった事があります。
ひまわりやバラ、コスモスやかすみ草などいろいろな花が出て来た中で、ふと私を見た友人が「あんたはダリア」
唐突だったし、華やかなイメージとは縁がないし、丸顔でもないから「なんで?」と聞いたら「う〜ん特に理由はないんだけど、どうしても種じゃなくて球根の花のような気がする」だって。。。
今でもそのセリフがすごく印象に残っていて、お花屋さんでたまにダリアを見かけたりすると複雑な心境になります。