サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

生地屋の店員さん

生地屋の店員さん

 うちの商品は私の個人的な趣味のせいもあって、一般的な白いサテン製の商品は少なく、オフホワイトや生成り色、アイボリーやミルクなどの微妙な色合いと、シルクやポリエステル以外の材質のものを多く扱っています。
生地屋さんに生地を買いに行くと、どうしても白くて光沢のある布より、マットで深みのある色や風合いの生地に引き寄せられてしまいます。
そう、売り場で言うと舞台衣装関連より、服飾やインテリアファブリック関連のコーナーが好きなのです。
 ポリの白サテン等だったら確認する必要もないのですが、そういった微妙な生地を好きになる為、お店の人に材質や取り扱い方法等を訊ねる機会があります。
そんな時店員さんの対応に呆れる事が最近本当に多いのです。
 私自身以前服飾の専門学校に通っていたり、洋服を仕立てていた時期もあって、素人の人に比べれば多少ヌノの知識はあるつもりです。
それでもメーカーから仕入れてお金をとって売っている訳だから、私なんかよりは詳しいだろうと生地や表示ラベルについて訊ねます。
 先日も[綿絹混紡]とラベルに書いてあったから「絹はどのくらい入っているの?」と聞いたら、「そんな事まで分かりません」
「これ、水に濡らしても平気?スチームアイロン大丈夫かな?」と聞いたら「さぁ〜、たぶん...」
「これ白?オフホワイト?蛍光灯の下だと分かりにくくて...」「見た通りですけど」
‥‥って、コノヤロ〜
 店員さんの説明や手書きラベルが信用出来ずに、家で生地を水に濡らしたり、燃やしたりして(この2つは素材を知る上で有効な手段です)材質の偽装表示にならないよう努力する日々。。。

生地屋の店員さん、知識がないならせめて上司に聞くとか、メーカーに問い合わせる等の誠意を見せてください。
アトリエサラ