ハンドクリーム

　今日は大寒、暦通りの寒い1日でした。
朝のうちは関東でも雪の予報だったけれど結局雪も雨も降らず、何となく拍子抜けしてしまいました。
　この時期私はいつも手荒れに悩まされます。
もともと肌が丈夫な方ではないから、冷たい水につけたり、寒くてついお湯を使う機会が増えたり、暖房をつけて室内が乾燥したりすると、かさかさした手が更に乾いて荒れてしまいます。
　私の仕事は布を扱うから、少しでも指先に傷があったり、ささくれや爪の先がデコボコしたりすると繊維にひっかかってしまって、折角作った作品が台無しになる事があります。特にシルクは繊細で、荒れた指先で触れただけで表面が毛羽立ちます。
ですからこの時期はハンドクリームが欠かせません。
とは言っても、塗ってすぐに布を触ったりすると、成分が付着したり匂い移りがあるといけないので、仕事終りと寝る前にたっぷり塗ります。
　今は尿素入りのものを躊躇なく使えるけれど、これ、最初はかなり抵抗がありました。
だって『尿』素ですよぉ〜
数年前、他のクリームがちっとも効かなくて薬局の人に相談したところ「尿素入りが一番効きます」と言われたけれど、やっぱり買うのには抵抗がありました。（値段も高いしね）
「尿..素ねぇ〜」と躊躇っていると薬局の人が「でも”尿”じゃありませんから！」と真顔で強い口調で言っていたので、勢いに押されてつい買ってしまいました。
　でも、"尿素＝哺乳類の尿中に含まれる窒素化合物。体内でタンパク質が分解して生成される"って書いてあるから、やっぱり尿の構成物質ではあるわけなんだよね。。。
　結局、それ以来ずっとこの尿素20％入りのケラチナミンクリームを愛用しています。