サラの裁縫箱

リングピロー製作日記

2色の市松柄の扇形和風リングピロー

リングピロー1378

No1376と同じ、小桜柄の黄色の金襴を使っています。
これは”白い綸子”と合わせた、市松風の扇形のリングピローです。
横の縫い目の上にはケミカルレースをのせ、両端には大中小のパールと金のロンデルを連ねて飾りました。


以前作った、ピンクの金襴と緑のシャンタンを合わせた作品と同じデザインです。
その作品は売れましたが、同時期に作った”紺と橙色の市松柄の扇形和風リングピロー”は未だ残っています(--;)
あまり深く考えず、自分の好きな色を組み合わせてしまったからですね。。

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とも布リボンとレースを飾った赤い和風リングピロー

リングピロー1377

紅い金襴にとも布のリボンとレースを飾った和風リングピローです。
No.1376の黄色い金襴の色違いです。


近所の桜も満開を過ぎて、木の下を歩くと花びらがヒラヒラ舞い降りて来ます。
昨日は、家主の方が”電動掃除機”のようなもので、道路に貼り付いた花びらを吸引?していました。
毎日竹箒で掃いて集めるのは大変ですもんね。。
咲いた姿も散る姿も美しいけれど、地面に落ちて泥のついた花びらを見ると少し切なくなります。
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とも布のリボンを飾った黄色の和風リングピロー

リングピロー1376

青海波に小桜柄の黄色の金襴で作った正方形のクッションに、「井形」に白いブレードを飾り、中心に綿を入れたとも布のリボンを付けました。
以前、紅色の小花柄の金襴で作ったものと同じデザインです。


昨年から、和風リングピローは手揉み和紙を敷いて撮影するようになりました。
表面の皺が独特の風合いを醸し出していて、作品を引き立たせてくれる?ような気がします。

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ガーベラを飾った亀甲形の和風リングピロー

リングピロー1375

おめでたい亀甲形の神前式用リングピローです。
生地は白の”花立涌文様”の金襴で、中心に淡いクリーム色の多弁ガーベラを飾りました。
リングは花の上下に付けた組紐の結び目に留めていただきます。


長寿を表す「亀甲形」、末広がりの「扇形」、平和や縁を表す「丸形」など、和ピローでは縁起の良いとされる形を取り入れて、これまで数多く作って来ました。
買っていただいた皆さんが、健康で、幸せで、良い縁に恵まれていらっしゃるよう願っています。

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リングピロー1374

リングピロー1374

クリーム色の金襴のふくさ形和風リングピロー
表を桜柄のクリーム色の金襴、内側を生成色のちりめんで作った、アトリエ定番のふくさを模した神前式用のリングピローです。
No.1373と同じ金襴を使っています。
(この生地はこれで使い切りました!)


このデザインはこれまでたくさん作って来たので、もうアレンジのアイデアが思いつかずしばらく作っていませんでしたが、金の大きなタッセルが一房残っていたので、最後にひとつだけ記念に作りました。

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クリーム色の桜柄の和風リングピロー

リングピロー1373

少し色味を抑えたクリーム系の桜柄の金襴を使っています。
金襴は金糸が使ってあって結構綺麗なのですが、写真では金色がうまく写りません。
正方形の布を、折り紙のように4角を内側に折って縫い合わせ、中心を閉じてとも布リボンを飾りました。
紙のように伸びないと簡単なのですが、布はバイアス方向に伸びるので、ちょっとでも寸法を間違えると歪になってしまいます。
実際、以前に作った時に、4辺の縫い合わせが数ミリずれて、綿を詰めてもどうしても片側が浮いてしまいボツにした事があります。
パッと見なんでもない形ですが、結構気を使います。
近日販売予定

ダリアを飾った紅い和風リングピロー

リングピロー1372

おめでたい”吉祥文様”の唐草鳳凰を織り込んだ紅い綸子(りんず)の正方形の布を、折り紙のように4辺を内側に折りたたむようにして縫い合わせ、中央に白い綸子を縫い付けてダリアのアートフラワーを飾りました。
中央に開いた白布の角には、七宝ビーズとパールを飾っています。


18日に彼岸の入りを迎え、街の和菓子屋さんでは「おはぎ」と「桜餅」がショーケースの一番上で仲良く並んでいます。
うちは父が粒あん派、母がこしあん派、私は粒あんの入ったお団子にきな粉をまぶしたものが好きで、昔はいつも3種類買っていました。
桜餅も同じく、道明寺を使った関西風と、クルッと巻いた関東風に別れていました。
お彼岸が来ると、実家に何種類もの和菓子を買って訪ねた事を思い出します。

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